生活のアンケート(3月)生活意識に関するアンケート調査[日銀] 足元のDIはマイナス19.7と、2004年12月の前回調査に比べて横ばい。1日発表の 短観で、大企業製造業の景況感の悪化が示されたものの、個人の景況感は横ばいに とどまった。DIは景気が1年前と比べて「良くなっている」と答えた人の割合から「悪く なっている」と答えた人の割合を引いた値。1年後の見通しDIでは、マイナス7.2となり、 2.3ポイント改善。同調査の景気判断の要因には、「自分や家族の収入」や「勤務先や 自営店の経営状況」が大きくウエートを占める。収入状況では、1年前と比べ「増えた」 との回答の割合が前回から0.3ポイント上昇、「減った」割合は1.1ポイント低下。1年後 でも「増える」との回答割合が0.9ポイント高まり、「減る」は0.8ポイント低くなる。 1年後の物価見通しについては、平均値(上下合わせて1%のサンプルを除いた値)は 1.3%の上昇を見込み、前回からは0.5ポイント低下。前回に生鮮品の価格が高騰して 物価を高めに見ていた反動」(情報サービス局)。今後5年間では毎年平均で1.8%の上 昇を見込み、前回からは0.3ポイント低い。調査は全国の20歳以上の男女4000人を 対象に3月4日-14日に実施。有効回答率は72.6%。 |